WebCopyはWindows用のソフトウェアです。

2000年以前はインターネット回線と言えば電話を使って都度接続するのが一般的で、速度もとても遅いものでした。そんな時に活躍したのが夜中サイトをサーフィン(!)してローカルに保存しておいてくれる類のソフトウェアでした。今回はそんな懐かしさを感じさせるWebCopyを紹介します。


インストーラーがあるので簡単にはじめられます。


メイン画面が立ち上がりました。サイトを登録してサーフィンを開始しましょう。


開始しました。どんどんWebサイトがダウンロードされていきます。


ちょっと長過ぎるので途中で終了しました。それまでの結果がダイアログで表示されます。


こんな感じでサイトの構造を表示してくれる機能もあります。


ダウンロードしたデータの一覧。URLやタイトルなどで絞り込んで表示もできます。


設定画面です。

今では高速な常時接続が当たり前になっているので、必要ないかなと思ったのですが、写真コンテンツが多くてダウンロードしておきたい場合や、移動中にオフラインで閲覧したい(ドキュメントなど)場合に予め準備しておくと便利に使えそうです。

また、サイト構造を図にしてくれる機能を使ってサイトマップを作ったり、404チェッカーとして使ってみるのも良さそうです。

MOONGIFTはこう見る

常時オンラインが当たり前になっている現在だからこそ、逆にオフライン時のサポートが見逃せなくなっています。メディアサイトであればコンテンツを見てもらうことこそが最上であると考え、コンテンツのオフラインダウンロードはサポートしておくべきです。

Webアプリケーションにおいてもオフライン時に全く動かないのではなく、データを一時的にローカルストレージに保存して復元できるようにすべきでしょう。ユーザもまた同様にオフラインになってしまった時に慌てるのではなく、常日頃から準備しておくと生産性を落とさずに作業が継続できるのではないでしょうか。

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Cyotek WebCopy - Copy websites locally for offline browsing :: Cyotek