rubocopはRubyのコード可読性をチェックするソフトウェアです。

プログラマーを何年やっていても、なかなか奇麗なコードに辿り着くのは困難です。ちょっと道を誤るとものすごいコードになっている場合もあります。そんな時には機械的に評価してくれるrubocopを使ってみましょう。

[![](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-17 13.11.27_thumb.1366179649.png)](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-17 13.11.27.1366179649.png)
実行しました。色々な情報が出てきます。

[![](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-17 13.12.16_thumb.1366179652.png)](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-17 13.12.16.1366179652.png)
Cは注意、Wはワーニングでしょうか。

[![](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-17 13.12.44_thumb.1366179656.png)](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-17 13.12.44.1366179656.png)
ヘルプです。Emacsとの連携もできます。

rubocopでは内部での幾つかのルールに従って指定ディレクトリ以下のRubyコードについて評価を行ってくれます。筆者の場合、一行あたりの文字数が多くて引っかかるケースが多いようです。そうした点に注意して書くようにすれば、より可読性の高い美しいコードが書けるようになりそうです。

rubocopはRuby製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

美しいコードを書くための法則は各自持っているものがあると思います。なるべく短く書くのが良いという人もいるでしょうし、あるライブラリのコーディング規則に沿って書くことが良いと考える人もいるでしょう。また、会社によっては必ず返り値をどうすべきといった決まりを持っているところもあります。

可読性の高いコードはバグがないかと言われるとそうではありません。ただスパゲティなコードよりは問題点も把握しやすく、その問題も事前に分かりやすいはずです。自分なりの規則をもってコーディングするように努めれば、不具合も減っていくのではないでしょうか。

bbatsov/rubocop · GitHub