PomoはJavaScript製のgettextです。po/moファイルの読み込みに対応しています。

プログラミングの出力するメッセージを国際化する際によく使われているのがgettextです。類似の仕組みを提供するJavaScriptライブラリは幾つかありますが、poファイルをそのまま読み込めるのがPomoです。

[![](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-25 10.54.32_thumb.1364215152.png)](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-25 10.54.32.1364215152.png)
ソースコードです。poファイルをダイレクトに読み込んだり、コード上でテキスト変換情報を与えることもできます。

[![](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-25 10.54.57_thumb.1364215156.png)](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-25 10.54.57.1364215156.png)
確かにpoファイルを読み込んでいるのが分かります。

対応しているフォーマットがpoまたはmoになります。普段使っている翻訳エディタが使えて、そのファイルをそのまま読み込めるのでサーバとクライアントで作業が分断せずに済むのではないでしょうか。

PomoはJavaScript製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

MOONGIFTはこう見る

po/moファイルを使った国際化については長い歴史があります。その結果、多数のエディタと使い慣れたプログラマーがいるでしょう。サーバサイド、クライアントサイドのローカライズが同時に解決するのはとても便利そうです。

なお、国際化とローカライズがよく同一視されますが、実際には別物です。国際化は単純に表示を各国言語に合わせるのみで、ローカライズは各国のワークフローや生活習慣に合わせて特徴を出します。まず優先すべきは国際化で、表示だけでも各国言語に対応しているだけで随分使い勝手が良くなります。

cfv1984/Pomo · GitHub