MackupはMac OSXのホームディレクトリ以下の設定をバックアップ、リストアできるソフトウェアです。

自宅とオフィスなど複数台のMac OSXを使っていて、かつDropboxでファイルの共有をしているような(まさに筆者のような)Mac OSXユーザに贈りたいのがMackupです。設定ファイルをバックアップ、同期してくれるソフトウェアです。

[![](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-16 12.13.03_thumb.1366119067.png)](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-16 12.13.03.1366119067.png)
インストールはダウンロードして実行権限を付けるだけです。

[![](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-16 12.13.10_thumb.1366119071.png)](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-16 12.13.10.1366119071.png)
backupオプションでバックアップを実行します。

[![](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-16 12.13.43_thumb.1366119075.png)](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-16 12.13.43.1366119075.png)
オプションです。restoreで復元します。

Mackupを使うとDropboxの下にMackupというフォルダができ、その中に.emacsなどの設定ファイルがバックアップされます。後は別なマシンでもMackupを使ってrestoreをすれば設定が同期される仕組みです。個人的にとても便利です。

MackupはPython製のオープンソース・ソフトウェア(GPL)です。

MOONGIFTはこう見る

Mackupを使う前はGitHubに設定ファイルをアップロードしている人が多かったのではないでしょうか。無難なファイルであれば良いのですが、セキュリティに関わるようなファイルの場合公開リポジトリでは難しいでしょう。かといって設定のためだけにプライベートなリポジトリを用意するのも残念な気がしてしまいます。

Mackupを使うとDropboxへのバックアップが自動的に行われるのが魅力です。Pythonファイル一つをダウンロードして実行権限をつけるだけなので、自分なりのカスタマイズをするのもそう難しくなさそうです。後はMackupを定期的に実行すれば良いだけです。

lra/mackup · GitHub