標準のキーボードでは足りないキーを追加「Quayboard」
QuayboardはiOSデフォルトのキーボードの上に追加キーを表示する入力補助ライブラリです。
iPhoneのキーボードはクエリー配列が基本になっています。しかし表示領域が小さいために数字キーなどを押すためには表示を切り替えないといけません。そこでアプリ開発者として組み込んで提供したいのがQuayboardです。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-25 11.27.17.1364348077.png)
標準のキーボード配列の上に1〜5、タブキーを入力するためのキーが追加されています。
Quayboardでは全部で6つのキーを独自に追加できます。一番右にある三角はキーボードを隠すために使います。キーの表示と実際に入力される文字を同じすることも、別なものに割り当てることもできます。自分たちのアプリでもっと良く使われるものを追加しておくとユーザビリティが高くなりそうです。
QuayboardはObjective-C製、BSD Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
筆者が良く使っているアプリのRunKeeperでは左上にCancelボタンが表示されるようになっています。しかしここにあると予想入力の一番左の選択肢（大抵これを選択するのですが）を選ぼうとするとキャンセルが認識されて入力全体がキャンセルされてしまいとてもストレスがたまります。
個人的にスマートフォンにおいてこのソフトウェアキーボードによる入力と言うのは全くスマートではない、レガシーな入力方法であると考えています。よりスマートな入力方法を考えるべき余地があるのではないでしょうか。