哀愁漂う懐かしのデザインを現在の技術で再現「Geo」
GeoはBootstrapを使って懐かしのジオシティーズ風デザインを施すテーマです。
かつてホームページホスティングの代表として知られたジオシティーズ。Yahoo!に買収された後、2009年に解散していますが、そんなジオシティーズ風ホームページを現在の技術で作り上げたのがGeoです。
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おお、このカオスっぷり。まさに90年代後半のテキストサイト風です。
[](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-08 14.02.54.1365404582.png)
無意味にアニメーションGIFが使われています。それっぽいです。
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ボタンやフォームの囲みもそれっぽい。placeholderはいけてないですが。
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工事中もよく見かけました。工事中のまま終わったホームページも多かったことでしょう。
[](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-08 14.03.07.1365404597.png)
派手な色遣い、カウンターなどそれっぽいです。
今時、こういったテイストのWebサイトを見かけることはまずないですが（日本では一部病院のサイトがありますが）Geoを使うとかつてあった懐かしい感じの微笑ましいWebサイトができあがるのではないでしょうか。技術的にはBootstrapを使っていますので、多彩なウィジェットを使えるはずです。
GeoはHTML/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア（MIT License）です。
MOONGIFTはこう見る
ジオシティーズ、AOLなど2000年当初くらいに花開いたサービスも幾つかは現在では殆ど聞かれなくなっています。生き残っているのはYahoo!、Amazon、eBayくらいではないでしょうか。まだ15年くらいしか経っていないにも関わらず、栄枯盛衰が非常に激しい業界です。
ジオシティーズはかつて数万ものホームページを持ち、500万ドル以上の売り上げをあげていました。しかし時代の方針転換に乗り遅れ、あっという間に廃れてしまった感があります。現在流行のサービスであってもそれは変わらず、巨大なサービス故に初動が遅れるサービスもきっと数多いことでしょう。