リアルタイムコラボレーションを実現するWeb APIを体感しよう「Google Drive Realtime API Playground」
Google Drive Realtime API PlaygroundはGoogleがリリースしたGoogle Drive Realtime APIを試すためのデモソフトウェアです。
Googleが新しいAPIであるGoogle Drive Realtime APIをリリースしました。リアルタイムコラボレーションを実現するためのAPIですが、それを試せるのがGoogle Drive Realtime API Playgroundです。
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まず最初に認証を行います。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-21 12.22.02.1363871128.png)
認証します。Google Driveへのパーミッションが必要です。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-21 12.22.38.1363871131.png)
次に文書を作成します。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-21 12.26.41.1363871136.png)
文書を共有すると、他のユーザと一緒に編集ができるようになります。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-21 12.26.53.1363871139.png)
編集するのは右側にあるテキストエリアです。キーを入力するたびにそれが共有されていきます。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-21 12.27.23.1363871145.png)
文字だけでなく、選択やフォームなどもコラボレーションできます。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-21 12.27.36.1363871149.png)
文字の追加、削除が検知できます。
Google Drive Realtime API Playgroundはあくまでもデモ的なソフトウェアなので、このリアルタイムコラボレーションができるWeb APIを使って実際に何をするかは開発者に委ねられています。Webアプリケーションの開発に役立てて下さい。
Google Drive Realtime API PlaygroundはPython製、Apache License 2.0のオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
リアルタイムコラボレーションと聞いて思い出されるのがGoogle WaveやEtherpadです。前者は1年程度で消えてApache財団に譲渡され、後者はGoogleに買収された後にGoogleドキュメントのコラボレーション機能に取り込まれました。つまりGoogleは常にリアルタイムコラボレーションを求めていると言えます。
編集内容をそのまま送るのは簡単ですが、よりコラボレーションを密に行う場合には差分や入力した場所に関する情報だけを送信する必要があります。今のところテキストが主なターゲットのようですが、ドローや画像編集でも使いたくなる機能ではないでしょうか。