サイズが大きくなりがちなHTMLソースをコンパクトに「htmlcompressor」
htmlcompressorはHTMLソースコードをコンパクトにしてくれるJava製のライブラリです。
Webサイトは自然と縦長になりがちで、サイト構造も複雑になりつつあります。その結果、HTMLのサイズが肥大化してしまうのではないでしょうか。そこで使ってみたいのがhtmlcompressorです。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-25 11.14.10.1364347912.png)
コマンドラインで実行します。元のHTMLを渡すと、コンパクトになった結果が標準出力として返ってきます。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-25 11.14.20.1364347915.png)
変換前。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-25 11.14.25.1364347919.png)
変換後。見た目には変わりありません。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-25 11.14.28.1364347923.png)
変換前のHTMLソース。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-25 11.14.32.1364347929.png)
変換後のHTMLソース。ぎっしり詰まっているのが分かります。
MOONGIFTのトップページで試してみた限りでは5KB程度小さくなりました。システムによるテンプレート化やコーディングしやすさを考えると必要な改行や空白も表示上は無用なのでhtmlcompressorで一気に縮小してしまうのはネットワーク帯域上のメリットも大きそうです。
htmlcompressorはJava製のオープンソース・ソフトウェア(Apache License 2.0)です。
MOONGIFTはこう見る
単純にネットワーク帯域のことだけを考えるのであればHTMLソースよりもGzip圧縮してしまう方が効果は大きいかも知れません。また、システムが出力した結果に対してコンパクトにするのはそれほどメリットがなさそうです。
htmlcompressorはJava製のシステムであれば、その中に組み込んで使うのが最も正しいのではないでしょうか。また他の言語にポーティングしたり、ライブラリ化されればWebサイトの高速化に役立つはずです。Javaで組まれたWebシステムへの適用をぜひ検討してみてください。
htmlcompressor - HTML Compressor and Minifier - Google Project Hosting