OSS License Generatorはオープンソースのライセンスファイルを生成するソフトウェアです。

GitHubが流行るのにつれてソースコードを公開するソフトウェアが増えたのは良いのですが、ライセンスが明記されていないものも数多くなっています。そこで利用をお勧めしたいのがOSS License Generatorです。

[![](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-03 11.18.03_thumb.1364959886.png)](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-03 11.18.03.1364959886.png)
インストールしました。

[![](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-03 11.18.14_thumb.1364959889.png)](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-03 11.18.14.1364959889.png)
listオプションで作成できるライセンスファイルの一覧が取れます。

[![](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-03 11.19.08_thumb.1364959892.png)](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-03 11.19.08.1364959892.png)
例えばMIT Licenseの場合はこのような実行です。

[![](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-03 11.19.19_thumb.1364959895.png)](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-03 11.19.19.1364959895.png)
ちゃんとライセンスが生成されました。

ライセンスはファイルを置けばいいものもあれば、Copyright部分を編集しなければならないものもあります。そうしたちょっとした手間の部分を軽減してくれるOSS License Generatorを使ってオープンソース・ソフトウェアとしてきちんと登録するのが良いのではないでしょうか。

OSS License GeneratorはRuby製、BSD Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

ソースコードを公開し、ただぽんと置かれているソフトウェアほど怖いものはないかも知れません。ただ使うだけであればまだしも、中のコードを真似したら後で訴訟沙汰に巻き込まれた…なんて可能性は全くないとは言い切れない訳です。滅多にないことではありますが、ライセンスはやはりきちんと定義してあげるのがお互いにとって良いでしょう。

オープンソースライセンスは100種類を越えて存在し、どれを採用すべきか迷うこともあります。OSS License Generatorでは全てではなく主立ったものに対応する形になっていますので、迷った時にはこの中から選択するというのも良いのではないでしょうか。

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