おすすめ!サーバサイドのログをGoogle Chromeのデバッグツールで確認「Chrome Logger」
Chrome LoggerはPython/PHP/Ruby/node.jsに対応したGoogle Chromeでサーバサイドのログが表示できるChrome機能拡張です。
Google Chromeを使ってWebシステムを開発している時に、サーバサイドはログを見て、JavaScriptなどのクライアントサイドはコンソールを見ます。しかしこれでは面倒、という人にお勧めしたいのがChrome Loggerです。Google Chromeのデバッグツールにサーバサイドのログが出力できるようになります。
こんな感じのコードを書きます。
[](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-15 16.11.00.1366010613.png)
コンソールにサーバからのデバッグメッセージが出力できるようになります。
[](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-15 16.11.06.1366010617.png)
PHPの連想配列もJSONとして取得できています。
[](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-15 16.11.42.1366010621.png)
オプション画面です。
[](http://images.moongift.jp/2013/04/Screenshot 2013-04-15 16.12.22.1366010624.png)
こんな感じに行数を出力することもできます。
Chrome Loggerの面白い点は、ツールとしてはChrome Logger一つで、サーバサイドのライブラリがPython/PHP/Ruby/node.jsと多数対応していることでしょう。仕込み方も簡単で、すぐに使い始められます。RailsであればSQLと混じって分かりづらくなったり、PHPでvar_dumpしてデザインが崩れたりする心配がなくなってとても便利そうです。
Chrome LoggerはGoogle Chrome用のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。
MOONGIFTはこう見る
これはかなり強烈なソフトウェアです。これまで類似のソフトウェアは幾つかありましたが、フレームワークが限定されていたり使い方が若干面倒なイメージがありました。Chrome Loggerはライブラリを読み込むだけで使えるので相当手軽です。PHPであれば単にライブラリのファイルを読み込むだけで使い始められます。デバッグ効率が相当上がるでしょう。
スクリプト言語の場合、どうしても読み込んでエラーを確認すると言った開発スタイルが多くなってしまいます。それだけに効率的にデバッグしたりステータスを確認できるようになっていなければなりません。個人的にChrome Loggerは手放せないツールになりそうです。