coloring-xml.xsltはXMLをXSLTでカラーリングするソフトウェアです。

XMLを変換して別なフォーマットにするためのテンプレート言語としてXLSTがあります。XMLの扱いづらさもあって、XLSTは殆ど普及していないように思いますが、しかしそんな中だからこそXSLT大好きな人が開発したのがcoloring-xml.xsltです。

[![](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-11 9.16.07_thumb.1363005810.png)](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-11 9.16.07.1363005810.png)
カラーリングされたXML。

[![](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-11 9.17.25_thumb.1363005813.png)](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-11 9.17.25.1363005813.png)
文字列は緑、タグは青、要素名は紫となっています。

[![](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-11 9.17.30_thumb.1363005816.png)](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-11 9.17.30.1363005816.png)
閉じたりするのにも対応しています。

coloring-xml.xsltでは水色、青、紫、緑が基本色になっています。WebブラウザであればXMLのxml-stylesheetとして設定すればよく、それ以外にもxsltprocを使えばHTML化させることもできます。

coloring-xml.xsltはXSLT製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

XLSTとはまた懐かしい…。筆者が触っていたのはWeb APIの前身であるWebサービスやSOAPといった単語が飛び交っていた2000年くらいだったように思います。データの送受信形式として一般的だったXMLをXSLTを使って可読性高いフォーマットに変換するのに使っていました。

現在では廃れた感がありますが、FeedBurnerなどフィードを使ったサービスで利用する際にはまだまだ役立つ可能性があります。素のXMLでは可読性が低いですがXSLTを使えばWebサイトと同じくらい見られる形に整形できます。JSONにおいても類似の仕組みがあると便利かも知れません。

ykzts/coloring-xml.xslt · GitHub