Web上で懐かしのMIDIを聴こう「MIDI.js」
MIDI.jsはJavaScript製のシーケンサです。MIDIの音楽を生成して再生できます。
MP3が流行る前あたりによく聴いていたMIDI。著作権周りの変更があって一気に廃れてしまった感がありますが、それでもまだまだ楽しみは残っています。今回はJavaScriptだけでMIDIの演奏を奏でるMIDI.jsを紹介します。
[](http://images.moongift.jp/2013/02/Screenshot 2013-02-25 10.33.32.1361794397.png)
演奏が行われています。左側の鍵盤も色がつきます。
MIDI.jsの特徴としては、MIDIファイルを使っている訳ではなく、JavaScriptで生成しているところにあります(実際にはMIDIファイルをJavaScriptオブジェクトに変換したものを利用)。MIDI.jsは演奏データについて管理し、再生や停止を行っています。さらにサウンドフォントを変更することでドラムやギターなど様々な楽器に対応できるようになっています。
MIDI.jsはJavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
オンラインで音楽を楽しむ方法はたくさんあります。MP3を聴かせるSoundCloudのようなもの、YouTubeにあるPV、ニコニコ動画の歌ってみた、そしてMIDIファイルです。MIDIは既に聴くだけでなく、オンライン上で作成もできる存在になっています。
MIDIであれば声が入らないので自分が作曲した音楽をそのまま誰かに聴いてもらうことができます。さらにそこにボーカロイドを合わせたりすれば一つの世界ができあがります。音楽は幅広い可能性を持っているだけに、まだまだ利用法が多いでしょう。