Webカムの映像を認識してイベント実行「oflow.js」
oflow.jsはWebカム映像を認識してイベントを実行するソフトウェアです。
最近では生体系のガジェットに人気が集まっています。脳波を読み取ったり、体温を読み取ったりするデバイスを装着しても良いですがPCであればWebカムを使うのが手軽です。今回はoflow.jsを紹介します。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-21 12.12.53.1363861278.png)
最初にカメラへの接続許可を求められます。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-21 12.13.36.1363861283.png)
左にWebカムの映像、右側にそれを解析したアスキーアート化(?)したグラフィックスが描かれます。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-21 12.14.19.1363861288.png)
Webカムの下にボールの顔の向きなどによって動くようです。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-21 12.14.53.1363861294.png)
こちらはピンポンゲーム。手の動きによってバーが上下します。
oflow.jsを使うことでWebカムから映像を読み込み、そこから意味のある情報を抜き出すことができるようになります。眼球の動きと言った細かい動きは難しそうですが身振り手振りによる操作レベルであれば十分ではないでしょうか。
oflow.jsはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。
MOONGIFTはこう見る
数年前までPCは何でもできる魔法の箱のように感じられました。しかしそれはあくまでもデジタルの世界においてであって、リアルと組み合わせて情報処理を行う場合において持ち運びが不便なPCは力不足になってしまいました。そこでスマートフォンに注目が集まっています。
とは言えPCにも手段がない訳ではありません。LeapMotionやKinectのようなデバイスが生み出されたり、既存であればWebカムの解析も行われています。キーボードとマウスから離れて、どんな入力があるか考えてみるのは面白そうです。
デモ1:Optical flow detection in JavaScript