400種類を越えるカメラに対応したJavaScriptによるRAWファイルビューワー「rawson.js」
rawson.jsはデジタルカメラのRAWファイルを読み込み、描画するJavaScriptライブラリです。
デジカメで撮影した際のフォーマットではJPEGが最も一般的ですが、よりこだわる人はRAWファイルとして保存して自分で加工するのではないでしょうか。そんなRAWファイルをWeb上で閲覧するためのソフトウェアがrawson.jsです。
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デモです。RAWファイルをドロップします。RAWファイルはソニーのRAWデータダウンロードよりお借りしました。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-06 15.36.26.1362552720.png)
読み込み中…かなり待たされます。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-06 15.37.48.1362552723.png)
読み込まれました。超巨大です。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-06 15.37.59.1362552730.png)
もちろんメタデータの読み込みにも対応しています。
RAWファイルは特に統一された規格はなく、メーカーによってまちまちな構造になっています。そのためrawson.jsでは各社の仕様に対応し、なんと400以上のカメラに対して対応しています。サイズはそれなりで、500KBもある凄いJavaScriptライブラリとなっています。それでいてFirefox3.6以上から対応しているというサポート範囲の広さが特徴的です。
rawson.jsはJavaScript製、GPL/MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
デジカメ(特に一眼レフ)はこだわり始めると止まらなくなる魔物のような存在です。個人的には出来るだけ踏み込まないよう注意しています。ハマっている人はレンズの数や新しい機種が出るたびに投資しているのではないかと思ってしまうくらいです。
写真には大きな魅力があるのでしょう。それだけにiPhoneのようなカジュアルに撮れる写真からガラケーの写メール、トイカメラ、写るんですなど様々な製品が爆発的人気を博してきました。既存の製品、サービスにカメラをつけるとどう魅力を増せるか、そんなことを考えてみるのも面白そうです。
rawson.js - a camera raw previewer in javascript