FlashCardsはGoogle ChromeのWeb Speech APIを使った音声入力によるフラッシュカードゲームです。

目の前にぱっぱっと出されていくカードの答えをどんどん答えていくフラッシュカードというトレーニングがあります。それをWebブラウザ上で体感できるのがFlashCardsです。

[![](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-06 16.20.56_thumb.1362555990.png)](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-06 16.20.56.1362555990.png)
ゲーム画面です。お題を決めます。

[![](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-06 16.21.11_thumb.1362555994.png)](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-06 16.21.11.1362555994.png)
開始するとマイクへのアクセスが求められます。

[![](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-06 16.22.46_thumb.1362555997.png)](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-06 16.22.46.1362555997.png)
今回は引き算を選んでいます。出ている問題の計算結果を日本語で答えます。

[![](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-06 16.23.31_thumb.1362556002.png)](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-06 16.23.31.1362556002.png)
認識率はまずまず。15問正解しました。

FlashCardsの面白いところは言語解析において英語のみならず日本語を含めた言語が選択できる点です。もちろん日本語を選択した場合は日本語で答えれば大丈夫です。しかもChromeのWeb Speech APIを使い、サーバサイドの仕組みは一切使っていません。四則演算、アメリカの州や化学記号、スペインのボキャブラリなどから問題が選択できます。

FlashCardsはHTML/JavaScript製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

MOONGIFTはこう見る

Google ChromeではWeb Speech APIのデモとしてメール作成を音声記述によって行うデモを公開しています。しかしそこでは今ひとつ面白さが感じられなかったのですが、フラッシュカードにしてしまう所がアイディアであり、面白さです。

先日GoogleではGoogle ChromeのデモとしてデスクトップとスマートフォンをWebSocketで繋いでゲームを遊べるようにするSuper Sync Sportsを公開していました。そうやって何事もゲーム化して紹介すると腑に落ち、すぐに使ってもらえるのでお勧めです。

iambrandonn/FlashCards · GitHub