未来的プレゼン。手振りでスライドを操作する「Webcam-based gesture recognition with reveal.js」
Webcam-based gesture recognition with reveal.jsは手振りの認識をWebカムで行い、スライドを操作できるソフトウェアです。
Webカムを使って何か面白いことができないかな…そう思っている方に見て欲しいソフトウェアがWebcam-based gesture recognition with reveal.jsです(名前が決まっていないようです)。その名の通り、Webカムでジェスチャー認識を行うプレゼンテーションソフトウェアです。
[](http://images.moongift.jp/2013/02/Screenshot 2013-02-18 11.12.26.1361362882.png)
スライド一覧です。
[](http://images.moongift.jp/2013/02/Screenshot 2013-02-18 11.13.14.1361362889.png)
Webカムの前で手を振って操作できます。ちなみにここでは見えませんが実際にはうっすらと自分の姿が映し出されています。
スライドにはreveal.jsを使っており、そこにWebカム認識を合わせることで手振りの認識を行い、スライドを上下左右に切り替えています。認識率は悪くありませんが、ちょっと手を動かした瞬間に動いてしまったりするので注意が必要です。
Webcam-based gesture recognition with reveal.jsはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。
MOONGIFTはこう見る
Webカムはこれまで動画を取り込み、それをそのまま別なソフトウェアに渡すのが主な役割でした。そのためチャットでは便利でしたが、ただ目の前のものを映し出すだけの存在だったのです。それが一変したのがHTML5のgetUserMediaです。
Webカムの映像を変化させるソフトウェアとしてはPhoto Boothが知られていますが、既に類似のWebベースのソフトウェアもあります。さらに認識技術を組み合わせることでジェスチャーや顔認識もできるようになっています。もっと他の様々な使い方がWebカムには考えられそうです。