Markup Previw Commandは各種軽量ドキュメントマークアップの変換、プレビューソフトウェアです。

軽量なマークアップ言語は種類が増えていますが、その作成は容易でもプレビューが意外と面倒です。そこで使ってみたいのがMarkup Previw Command、コマンド一つで各種マークアップのHTMLとプレビューが実現します。

[![](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-07 10.22.34_thumb.1362710906.png)](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-07 10.22.34.1362710906.png)
実行しました。Webブラウザがさっと立ち上がって便利です。

[![](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-07 10.23.25_thumb.1362710912.png)](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-07 10.23.25.1362710912.png)
使い方。ファイルを指定しつつ、-o browserをつけるとブラウザが立ち上がります。

対応しているフォーマットはMarkdown、textile、Rdoc、Org、Creole、MediaWiki、ReStructuredText、AsciiDoc、Podとなっています。拡張子をつけておけばマークアップは自動設定なので手軽に使えます。

Markup Previw CommandはRuby製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

記法は記法であって、その善し悪しはつけがたいです。しかし似たような存在であるためにバッティングすることも多いのではないでしょうか。そのためMarkup Previw Commandのようなメタ化するライブラリの需要が出てきます。そうではなく、何かの目的に特化したマークアップである方が選択肢が厳選されていいかも知れません。

LaTeXであれば論文のような用途でよく使われ、MediaWikiであればWikipediaの編集に使われます。結局最終的にHTMLにするのが目的であれば、何でもいいということになりかねません。自分の好きなフォーマットがあるならば、その付加価値を自分の手でつけることを考えてみてください。

mori-dev/markup-preview-command · GitHub