セカイカメラ風ARを実現するフレームワーク「PanicAR」
PanicARはiOS向けのセカイカメラ風ARフレームワークです。
セカイカメラで賑わったスマートフォン+ARですが、今はあまり盛り上がっていません。しかしAR自体の使い道はまだまだ模索されるべきでしょう。そこで使ってみたいフレームワークがPanicARです。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/2013-03-18 11.11.21.1363693517.png)
スプラッシュ画面です。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/2013-03-18 11.11.28.1363693522.png)
最初に位置情報の確認が入ります。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/2013-03-18 11.11.52.1363693527.png)
カメラ上にフローティングで説明が表示されます。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/2013-03-18 11.12.00.1363693532.png)
カメラを下向きにするとレーダー風表示になります。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/2013-03-18 11.12.44.1363693537.png)
地図はiOSデフォルトの地図を使っています。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/2013-03-18 11.12.59.1363693543.png)
ローマは9851km先…。
PanicARはiPhone用のフレームワークで、全体で4MB以下、シンプルで高速になっています。CocoaPodにも対応しています。スマートフォン、タブレットの双方で使えます。
PanicARはObjective-C製のソフトウェア(非商用に限り無料)のソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
デジタル情報投射型のARはセカイカメラで注目を集めましたが、やはりカメラを構えて景色を見るというスタイル自体が受け入れられませんでした。その点、常に装着しておくGoogle Glassは投射型デバイスとして注目を集めています(既にいつRipされるかという予想すらありますが…)。
ウェアラブルコンピューティングについては今後技術革新が繰り返されると予想されます。網膜に投射するのが良いのか、手などに投射するのが良いのか…色々な方式があるでしょう。自分なりのデバイスを考え、作ってみるのは面白そうです。