スマホ/デスクトップに対応した高速な2Dゲームレンダリングエンジン「pixi.js」
pixi.jsはWebGL/Canvasに対応した2Dゲームレンダリングエンジンです。
Webブラウザで遊べるゲームはインストールせずに始められる分、敷居はとても低いと言えます。しかしゲームの質を落とせる訳ではありません。特にアクションゲームにおけるレスポンスは大事です。そこで使ってみたいのがpixi.jsです。
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pixi.jsを使ったゲーム、RUNpixieRUN。Jetpack系ゲームです。
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タップまたはクリックしていると上に浮かび上がります。
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メーターがたまると高速化。
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障害物に当たったりマグマ(?)に落ちるとゲームオーバー。
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iPhoneでも十分遊べるレベルです。
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こちらはウサギが飛び回るデモ。
[](http://images.moongift.jp/2013/03/Screenshot 2013-03-18 11.01.34.1363693480.png)
多数のバブルが動き回るデモ。数多くのモデルを描画できます。
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こちらは回転するモデル。
pixi.jsはWebGL/Canvasを使ってレンダリングを行います。選択は自動的に行われるようになっています。HTML5のみ対応ですが高速です。Sprite画像を使った表示にも対応しています。APIは分かりやすく設計されているとのことです。
pixi.jsはJavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
日本では流行っているカードバトル方式のゲームですが、海外では殆ど不発のようです。むしろ日本でなぜここまで流行っているのかさえ個人的には疑問ですが(キャラクタービジネスと似ていますが)、世界を目指せるゲームを考えるならば日本の成功体験は意味をなしません。
Jetpack、Angry Birds、Temple Run 2などいずれも操作はシンプルに、しかしアクション要素を取り入れて長く遊べる工夫がこらされています。こういったゲームを開発する際には高速な2Dレンダリングエンジンの選定は必ず必要になるでしょう。