Webアプリケーション開発に使えるJavaScriptフレームワーク「ComponentJS」
ComponentJSはWebアプリケーション開発用のMVC対応JavaScriptフレームワークです。
ここ数年JavaScriptのフレームワークが幾つも登場していますが、今回紹介するのはComponentJS、HTML5のリッチWebアプリケーション開発用のJavaScriptフレームワークです。
[](http://images.moongift.jp/2013/02/Screenshot 2013-02-04 11.01.17.1360029801.png)
デモのログイン機能。
[](http://images.moongift.jp/2013/02/Screenshot 2013-02-04 11.04.40.1360029804.png)
ビジュアルデバッガーが売りの一つです。
ComponentJSは階層化されたコンポーネント、MVC、イベント駆動型、状態管理などが特徴になっています。他のライブラリへの依存がなく、jQuery UIやSencha Touchなどとも連携できます。さらにビジュアルデバッガーという強力なライブラリが提供されています。
ComponentJSはJavaScript製、Mozilla Public Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
JavaScriptのフレームワークの歴史としてはjQueryがメインのDOMイベント設定型から、Webアプリケーション型に変わろうとしています。個人的に注目しているのはTwitterのFlightとnode.jsです。この二つが組み合わさるとサーバ側でコンポーネントを指定してくだけで画面ができあがったり、同一のコードでクライアントサイドも動かせるようになりそうです。
さらにバックエンドをMongoDBにした場合、プロシージャをJavaScriptで書けるようになり、複雑な処理を予めMapReduceでこなした後、サーバサイドに返却といったこともできるようになります。今年はJavaScriptが相当熱くなるのではないでしょうか。