node.jsとGoogle Chromeによるローカルアプリケーション開発「node-chrome」
node-chromeはnode.jsをバックエンドに、フロントエンドをChromeを使ってローカルアプリケーションを開発します。
node.jsを使っていると何でもJavaScriptで完結したい気分になってきます。そこでターゲットになるのがローカルアプリケーションです。Gtkなどを使うことなく、何とChromeを使ってしまうソフトウェアがnode-chromeです。
[](http://images.moongift.jp/2013/02/Screenshot 2013-02-06 14.35.16.1360144151.png)
デモアプリを立ち上げたところ。
デモのコードです。
node-chromeではGoogle Chromeのパスを指定し、普段使っているプロセスとは別でWebブラウザを立ち上げます。後はnode.jsのサーバとして動くのみです。ローカルでWebアプリケーションを立ち上げて利用するという新しいスタイルが実現しそうです。
node-chromeはnode.js製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。
MOONGIFTはこう見る
最近のアプリケーションはローカルだけで完結せず、Web APIを使って外部リソースを取得したり、投稿したりするものが多くなっています。そうした時には元々サーバサイドで取り扱いになれている言語の方が開発が容易なケースもあります。
Webアプリケーションをラッピングしてローカルで動作するように見せるソフトウェアは幾つかありますが、node.jsがその領域に踏み込んできました。既に多数のWebリソースがあるので、それらを使えばローカルアプリケーションにも負けないすごいソフトウェアが作れるかもしれません。