JavaScriptのコード無しでWeb APIからデータ取得、表示まで実行「爆速JSONP」
爆速JSONPはJavaScriptのコーディングレスでJSONPで取得したデータを表示する処理を行うライブラリです。
去年くらいからのYahooはとりあえず何でも爆速をつけておこう的な雰囲気が感じられますが、ついにオープンソース・ソフトウェアまで爆速がつくようになりました。今回はJSONPを使った表示処理エンジンである爆速JSONPを紹介します。
[](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-22 9.48.15.1358861910.png)
サンプル。電力消費量を取得しています。
ソースです。取得したJSONデータをテンプレートとして当てはめています。
爆速JSONPはデータをJSONPを使って取得し、その結果を予め決められたテンプレートに埋め込んで表示する仕組みです。data-*要素を使っており、JavaScriptのコードを書かずに実装できてしまうのが利点です。
爆速JSONPはJavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
爆速JSONPでは渡されたJSONPをそのまま埋め込む形になっています。実際のテンプレートエンジンにはmustache.jsを採用しています。単純にフィードをJSON化したものを表示する他、簡単な内部で関数を呼び出すこともできます。
JavaScriptのテンプレートエンジンを使うか否かの基準は、Webクローラーに引っかかって欲しいかどうかが大きな分かれ目になります。きちんとSEO的に正しく判断されたいならばJavaScriptのテンプレートを採用するのは難しいかも知れませんが、JSONPであれば気にする必要はありません。積極的にJavaScriptテンプレートを活用しましょう。