Time MachineはGitを使ってHTMLコーディングが仕上がっていく様子を画像、動画にするソフトウェアです。

Webデザイナーの方がHTMLをコーディングしていく中で、後でその過程を見せたいと思ったことはないでしょうか。そこで使ってみたいのがTime Machineです。

[![](http://images.moongift.jp/2013/02/Screenshot 2013-02-05 12.40.05_thumb.1360137469.png)](http://images.moongift.jp/2013/02/Screenshot 2013-02-05 12.40.05.1360137469.png)
Time Machineを使うとphantomJSを使ってnode.jsでスクリーンショットを撮ります。

Time Machineの仕組みはシンプルで、まずHTMLファイルをGitで管理しつつコーディングしていきます。そして途中途中でGitにコミットしておきます。後はTime Machineを実行するとコミットログを元にファイルを戻しつつ、phantomJSでスクリーンショットを撮る動作を繰り返していていきます。まさにアイディアの勝利です。

Time MachineはRuby/node.js製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

MOONGIFTはこう見る

プログラマーの視点で考えるとGitやその他のバージョン管理を使う目的はコードの更新履歴を管理しているに過ぎません。しかしデザイナーの視点で見ると作品が徐々に仕上がっていく様をそのまま記録し続けることができます。これはとても面白いです。

CMなどでもよく使われる、作品の制作過程を動画にしていくようなスタイルで楽しめます。使うのはいつもの道具とGitのみ。Gitを使うと考える時間の停止時間がないので、よりダイナミックに仕上がっていく面白さがありそうです。

Tanner/Time-Machine · GitHub