想像力を限界まで引き上げろ!フォントを使ったプロトタイプ作成「BLOKK」
BLOKKは全て塗りつぶしたフォントで、ワイヤーフレームを表現するのに利用できます。
BLOKKはフォントですが、単純に真っ黒に塗りつぶしただけのフォントです。さらに言えばどれを入力しても真っ黒な四角が出るだけです。さて、何に使えるのでしょうか。
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真っ黒です。スペースキーだけは空白文字が出ます。
[](http://images.moongift.jp/2013/02/Screenshot 2013-02-05 11.48.48.1360072313.png)
お、何かに見えてきましたか?
[](http://images.moongift.jp/2013/02/Screenshot 2013-02-05 22.48.19.1360072315.png)
こんな感じに表現できます。
実はBLOKKはWebサイトやアプリのプロトタイプを表現するためのフォントなのです。フォントを並べて、隙間をスペースキーで作ると何となくそれっぽい表示になります。BLOKKは通常のTrueTypeの他、Web Fontにも対応しています。
BLOKKはCreative Commonsのソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
BLOKKはまさにアイディアの勝利と言えるでしょう。一見すると単なる四角でしかないものが、うまく並べることでまるでWebサイトのベースのように見えてきます。発想としてレゴに近い物があるかもしれません。
複雑なコンポーネントを提供すれば表現力はあがるかも知れませんが、それを実現するためのコストは数倍膨れ上がります。たった一種類のブロック、そしてスペースだけあれば後は想像力でカバーしてしまえる、そんな面白さがBLOKKにはあります。