二つのJSONの異なる部分をハイライト「JsonDiffPatch」
JsonDiffPatchはJSONフォーマットを比較し、パッチファイル形式の差分を表示するソフトウェアです。
Web APIなどでJSONフォーマットを扱うことが増えています。そこで今回は二つのJSONデータの差分を抽出するライブラリJsonDiffPatchを紹介します。
[](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-28 9.36.03.1359375640.png)
左と右を比較してその差分をパッチとして表示しています。
[](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-28 9.36.24.1359375644.png)
Diffも表示できます。
JsonDiffPatchはデータの差分を細かくチェックしてパッチデータとして表示できます。さらにビジュアル処理で色分けも可能です。構造のチェックも可能で、データの入力、更新チェックにも使えるのではないでしょうか。Webブラウザ、node.js双方で動作します。
JsonDiffPatchはJavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
データの差分を表示する技術というのはとても大切です。開発分野はもちろんのこと、二つのドキュメントを比較したり、更新されたドキュメントのどこをチェックすれば良いかも差分を使えばすぐに分かります。そしてもう一つ大事なのは差分をどう見せるかです。
パッチファイル形式なのはシステム的にはとても分かりやすいと思われます。しかし人向けの見せ方ではありません。ユーザ向けには二つを左右に並べたり、ハイライトを行う必要があるでしょう。JsonDiffPatchはその両方に対応しているので重宝するはずです。