KannaはPhoneGapとRailsを組み合わせてiOSアプリの開発ができるライブラリです。

PhoneGap(Cordova)を使うとHTML/JavaScript/スタイルシートでスマートフォンアプリを開発できるようになります。そんなPhoneGapアプリの開発をよりスムーズにしてくれるのがKannaです。

[![](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-16 10.44.33_thumb.1358312419.png)](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-16 10.44.33.1358312419.png)
ベースを生成しました。

[![](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-16 10.47.30_thumb.1358312422.png)](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-16 10.47.30.1358312422.png)
次にiOSのベースを生成します。

[![](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-16 10.54.24_thumb.1358312424.png)](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-16 10.54.24.1358312424.png)
シミュレータで立ち上げました。

KannaはRailsのようにスマートフォンアプリを開発できるようになります。既に数多あるスマートフォン向けのHTMLテンプレートやJavaScriptフレームワークを組み合わせることで、シンプルなスマートフォンアプリを手早く開発できるようになるでしょう。

KannaはRuby製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

iOSアプリの開発については様々な代替手段が提示されています。Titanium、PhoneGap、RubyMotionの他、.NETやActionScript3によるiPhoneアプリも開発できるようになっています。Objective-Cだけが選択肢ではなくなっています。

しかしそれぞれに特性があるので注意が必要です。開発規模、期間、工数、機能などの要因によって最適なフレームワークを選択するのが良いでしょう。そのためにはどれか一つではなく、幅広く押さえておくのが大事です。どれか一つだけというのであればObjective-Cが良いでしょう。

Kanna by SonicGarden

SonicGarden/kanna · GitHub