Nanika ARchiveを読み込んでWeb上で表示する「Nar.js」
Nar.jsは伺かのデータファイルを読み込んでデータ表示を行うJavaScriptライブラリです。
伺か(うかがか)というデスクトップマスコットおよびコミュニティがあります。そこで使われているキャラクターであるGhostのデータであるNanika ARchiveの読み込みができるのがNar.jsです。
[](http://images.moongift.jp/2012/12/Screenshot 2012-12-27 10.13.00.1356578219.png)
Nanika ARchiveを読み込んだ表示。画像もテキストも表示されています。
Nanika ARchiveは実体はZipファイルであり、Nar.jsにおいてもzip.jsが使われています。その中で読み込んだテキストはUTF-8に、画像はHTMLImageElementとして取得できます。その他はblob Objectとして受け取れるようになっています。Nanika ARchiveの配布とともに表示も行えると言った利点がありそうです。
Nar.jsはJavaScript製、Creative Commonsのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
Nar.jsはマニアックではありますが、一つの作品からその他のビューに転じるというアイディアは面白いかと思います。複数の場所で使われている場合、一つの変更に伴って他の場所も変更しなければならないというのはとても面倒です。
同様にHTMLを更新したらPDFも自動で更新されたり、仕様のドキュメントが更新されるといったような仕組みは便利です。それをサーバサイドで行うことも、JavaScriptで行うのも良いでしょう。クライアント負荷が高くはなりますが、JavaScriptで行う方がサーバサイドの仕組みは一切不要でできるので手軽です。