fxHttpdはFirefoxアドオンとして提供されるHTTPサーバです。

先日、Google ChromeをWebサーバ化してしまうソフトウェアであるChrome simple HTTP Serverというソフトウェアがありましたが、fxHttpdはFirefoxをWebサーバ化するFirefoxアドオンになります。

[![](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-16 11.05.04_thumb.1358315363.png)](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-16 11.05.04.1358315363.png)
インストールします。

[![](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-16 11.05.26_thumb.1358315371.png)](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-16 11.05.26.1358315371.png)
設定画面です。

[![](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-16 11.06.02_thumb.1358315374.png)](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-16 11.06.02.1358315374.png)
開始しました。

[![](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-16 11.07.13_thumb.1358315378.png)](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-16 11.07.13.1358315378.png)
例です。localhos:8090でサーバが立ち上がっています。

[![](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-16 11.07.22_thumb.1358315382.png)](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-16 11.07.22.1358315382.png)
指定したパスの場合に指定したファイルを表示することもできます。

fxHttpdは指定したディレクトリをルートとしてHTMLファイルを表示する他、指定したパスにアクセスした際に指定したファイルを表示したり、CGIのようにレスポンスを動的に生成することもできます。

fxHttpdはFirefox用のオープンソース・ソフトウェア(Mozilla Public License)です。

MOONGIFTはこう見る

fxHttpdが役立ちそうな場面としてローカルでのデザインが考えられます。ローカルファイルを開いた場合、JavaScriptやスタイルシートは相対パスになってしまいますが、納品時には絶対パスが指定されるかもしれません。そんな時にfxHttpdであれば絶対パスが簡単に実現できます。

別途HTTPサーバを立てる必要もないですし、fxHttpdで立てたサーバにはChromeやIEからでもアクセスできます。設定がものすごく簡単なのが利点です。CGI的なレスポンスはどう役立てるかが分かりませんが(ローカルファイルにアクセスできるのかどうか)、プログラマーとしては面白い機能になるでしょう。

teramako/fxHttpd · GitHub