password.lyはマスターパスワードを使ってサービスごとのパスワードを生成するWebサービスです。

ID/パスワードの組み合わせによる認証の仕組みはあまり好きではありませんが、現状のWebでは主流になっています。せめてセキュアなパスワード管理を行うためにもpassword.lyを使ってみるのを検討してみましょう。

[![](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-09 10.25.12_thumb.1357701352.png)](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-09 10.25.12.1357701352.png)
トップページです。最初にマスターパスワードを決めます。

[![](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-09 10.25.26_thumb.1357701356.png)](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-09 10.25.26.1357701356.png)
次にサービスを選択します。自分で決めることもできます。

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そうするとパスワードが生成されます。マスターパスワードとサービス名の組み合わせによって同じパスワードが生成される仕組みです。

つまりpassword.lyを使えばあなたが覚えておくのはマスターパスワード一つで良いということです。後はpassword.lyがサービス名に応じてパスワードを生成してくれます。password.lyでは有料サービスも提供していますが、もちろん自分でサーバを立てることもできます。

password.lyはPython製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

MOONGIFTはこう見る

便利な運用としては社内でpassword.lyを立てておき、チーム内の人でマスターパスワードを共有という仕組みです。後はパスワードを覚えないようにして(十分長ければ覚えないでしょう)、使う時には随時サービスを選択して生成するようにすれば良いのです。

退社したりすれば社内のサーバにアクセスできなくなるのでセキュアに運用ができます。パスワードを覚える必要すらない公開鍵認証の方が安全性は高いように思いますが、パスワードを生成しなければならないという場合にはpassword.lyを使って運用するのはいかがでしょう。

password.ly

passwordly/password.ly · GitHub