移動できるマーカーを使って画像を多角形に切り抜き「JBCroppableView」
JBCroppableViewはiOS上で画像を多角形に切り取るライブラリです。
写真を撮影して気に入った部分だけを切り抜くと言った操作はよく行われます。特にカジュアルに撮影できるスマートフォンではそうです。そこで使ってみたいのが多角形に切り抜けるJBCroppableViewです。
[](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-15 11.34.02.1358296703.png)
iPhone5の縦長の画面に合わせてあります。
[](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-15 11.34.34.1358296709.png)
ドラッグしてマーカーを移動します。そしてcropボタンをタップするとその形に切り抜けます。もちろん切り抜いた後の画像はUIImageとして受け取れます。
JBCroppableViewはARCにも対応しており、配列でCGPointを与えるだけのシンプルな仕様になっています。写真の一部を切り抜いてその後で使いたいといったニーズにぴったりです。
JBCroppableViewはObjective-C製、iPhone用のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。
MOONGIFTはこう見る
オンラインやコンピュータ上のソフトウェアでは二つの相反する力が常に働きます。一つはより高度に、一つはよりシンプルになろうとする力です。ゲームで言えばプレイステーションやXBOXによって複雑化する流れの中で任天堂がWiiをリリースし、よりカジュアルなゲームを提供しています。
同様にPhotoshopなどがより高度化する中でInstagramのような画像加工が喜ばれたり、カジュアルに遊べるゲームに人気が集まります。JBCroppableViewは単なる四角い切り抜きでは満足できないユーザに向けたちょっと高度なツールと言えそうです。