PupergrepはWebブラウザ上でリアルタイムにログデータを閲覧したりGrepで検索できるソフトウェアです。

開発を行っている際にログファイルをtailして眺めているといった人は多いかと思います。しかし複数のファイルを同時に監視したり、その中から必要なものだけを抽出したり…というのは面倒です。そこでPupergrepを使ってみましょう。

[![](http://images.moongift.jp/2012/12/Screenshot 2012-12-27 10.17.19_thumb.1356579118.png)](http://images.moongift.jp/2012/12/Screenshot 2012-12-27 10.17.19.1356579118.png)
Webブラウザ上でtail風にリアルタイムにログが確認できます。

[![](http://images.moongift.jp/2012/12/Screenshot 2012-12-27 10.18.33_thumb.1356579123.png)](http://images.moongift.jp/2012/12/Screenshot 2012-12-27 10.18.33.1356579123.png)
ハイライト指定もできます。

機能としてはGrepによるマッチした行だけの表示、ログファイルの表示切り替え、テキスト/HTMLのサポート、ANSIカラー対応、コードを変更してのカスタマイズとなっています。Pupergrep単体で動く訳ではなく別途server.jsを記述(といってもサンプルコードあり)するので自由にカスタマイズできるのが魅力と言えそうです。

Pupergrepはnode.js/JavaScript製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

MOONGIFTはこう見る

ログファイルというのは活用次第で宝の山ともなりえます。最近ではビッグデータをはじめとして、ログデータの活用に注目が集まっています。tailでただ垂れ流しにしてしまうのは勿体ないのかも知れません。データはどんどん流れていくので、それをどう活かすかが鍵になります。

Apacheのaccess_logなどもこれまではアクセス解析目的で使われることが殆どでしたが、視点を変えて開発者向けやサイトのエラー対応といった視点からとらえてみても面白いかも知れません。ターゲットを変えればデータの利用法も変わってくるでしょう。

bobrik/pupergrep · GitHub