みんな作るシティーマップ「Majuro.js」
Majuro.jsは近所の説明などを加えるオープンな地図データプラットフォームです。
OpenStreetMapでは道路や建物などの外観を共有していますが、より具体的に街を表現するのに使えそうなのがMajuro.jsです。
[](http://images.moongift.jp/2012/12/Screenshot 2012-12-26 13.59.50.1356500236.png)
実例。建物などが分かりやすくなっています。
[](http://images.moongift.jp/2012/12/Screenshot 2012-12-26 14.00.17.1356500241.png)
写真の貼付けもできます。
[](http://images.moongift.jp/2012/12/Screenshot 2012-12-26 14.12.46.1356500246.png)
こちらは編集画面。まず表示したい地域を囲みます。
[](http://images.moongift.jp/2012/12/Screenshot 2012-12-26 14.13.04.1356500251.png)
ドラッグアンドドロップで簡単。
[](http://images.moongift.jp/2012/12/Screenshot 2012-12-26 14.20.30.1356500255.png)
そしてマップエディターで編集に入ります。
[](http://images.moongift.jp/2012/12/Screenshot 2012-12-26 14.20.52.1356500260.png)
色の変更はマーカーをドロップするだけ。
主に建物の形状を表すのに使えそうで、遊園地のマップや大学のキャンパス、ごくごく限られた地域の説明を追加するのに良さそうです。
Majuro.jsはJavaScript製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。
MOONGIFTはこう見る
地図はAppleの大きな失策もあって、注目を集めています。その主役としてはGoogleマップがあると思いますが、FacebookやFoursquareではOpenStreetMapの利用が進んでいます。OpenStreetMapで十分という気もしていたのですが、Majuro.jsのように説明を追加するという需要も確かにあるでしょう。
さらにガイドマップに掲載されるような街の案内図やデパートの案内など地図というのは他にも様々な種類のものがあります。単に正確な図を描くだけでない点に注目すると面白いサービスが考えられるかも知れません。