i2DXはStepManiaなどの音ゲー向けのiPadを使った入力コントローラーです。

音ゲーはとても人気の高いジャンルのゲームです。PCでも遊べるものがありますが、入力はキーボードであまり雰囲気が出ないのではないでしょうか。そこで使ってみたいのがi2DX、iPadを使ったIIDXコントローラです。

[![](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-21 10.34.31_thumb.1358767584.png)](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-21 10.34.31.1358767584.png)
設定画面です。

[![](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-21 10.34.54_thumb.1358767587.png)](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-21 10.34.54.1358767587.png)
こんな感じの入力画面も。

[![](http://images.moongift.jp/2013/01/2013-01-21 10.36.54_thumb.1358767590.png)](http://images.moongift.jp/2013/01/2013-01-21 10.36.54.1358767590.png)
iPadから。iPadの入力をStepManiaに飛ばします。

[![](http://images.moongift.jp/2013/01/2013-01-21 10.40.24_thumb.1358767598.png)](http://images.moongift.jp/2013/01/2013-01-21 10.40.24.1358767598.png)
シンプルなバージョン。

i2DXは母艦で立ち上げたWebサーバにiPadから接続します。ここにはWebSocketが入っているので、入力した情報をリアルタイムに母艦に飛ばします。母艦ではStepManiaを立ち上げておき、入力をそのまま反映する仕組みです。様々なテーマもあり、まるで専用パッドであるかのように遊べるのがユニークです。

i2DXはPython製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。

MOONGIFTはこう見る

i2DXの仕組みはとてもユニークです。特殊なアプリで入力内容を転送するのではなく、母艦でWebサーバを立ち上げて接続させるというところがとてもカジュアルで使い勝手の良い仕組みです。これは意外と他でも応用が効くのではないでしょうか。

WebSocketを使うことで入力をほぼ遅延なくStepManiaに送信できるのも利点です。音ゲーでは一瞬の入力の遅れがミスにつながりますのでリアルタイム性は重要です。ゲームに限らず、専用の入力デバイスを必要とする際には試す価値がありそうです。

dtinth/i2DX · GitHub