どんなイベントが設定されているか一目で分かる「Visual Event」
Visual Eventはイベントが設定されているDOMをビジュアル化するライブラリです。
最近のWebサイト開発においてJavaScriptを使わないということは殆どなくなりました。jQueryなどを使って様々なイベントを設定しているサイトも多いでしょう。そこで使ってみたいのがVisual Eventです。
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実行しました。色がついた部分がイベントを設定しているところです。
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フローティングでアクションの内容が分かります。
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Yahoo! Japanで実行しました。意外と色々なアクションが設定されています。
[](http://images.moongift.jp/2013/01/Screenshot 2013-01-07 9.17.13.1357552186.png)
表示の切り替え系が多いようです。
Visual Eventを使うとjQueryで設定したり、onClickで指定したりしたアクションが一目で分かるようになります。jQueryで開発中に設定したイベントが正しく実装されているかどうか確認するのにも使えそうです。
Visual EventはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(GPL)です。
MOONGIFTはこう見る
サイトの規模や人気の記事を知りたい時にはアクセス解析を使ったPVが役立ちます。しかしサイトを改善したり、よりアクセスを増やしたいと思うならば使うのはイベントの補足です。単純にURLからURLへの遷移ではなく、どのポイントをクリックしているかを把握する必要があります。
意外なことですがブログにおいてサイドバーのクリック率というのは思っているより高くありません。クリック率が高いのは記事の下であり、かつ画像です。そういった部分にバナーを配置したり、回遊率を高めるコンテンツを配置すると有効だと知るのがイベント処理です。