Webブラウザで動作するtail「Tail JS」
Tail JSはWebブラウザ上で動作するtailです。
諸君、私はtailが好きだ。素っ気ないオプションが好きだ。-nが好きだ。-rが好きだ。-Fが好きだ。そんな訳でTail JSも大好きだ。JavaScriptで実装されたWebブラウザ上で使えるtailコマンドです。
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トップページです。ログファイルをドロップします。
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ドロップしました。続いて更新されるのを待ちます。
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リアルタイムに更新されていきます。
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タブを使って複数ファイルの監視もでいます。
Tail JSはファイルの追記をリアルタイムで反映します。ファイルサイズの変更をトリガーに、その差分を読み取っています。Google Chromeでしか動かないようですが、とても面白いソフトウェアです。
Tail JSはJavaScript製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。
MOONGIFTはこう見る
ログファイルをトレースすると様々なことが分かってきます。アクセス解析ソフトウェアも良いですが、生きたデータを実際に見るというのは結果を見ている以上に得られるものがあるでしょう。それがプログラマの特権になってしまっている現状は非常にもったいなく感じます。
かつてAmazonでは注文が入るたびに社内のランプ(またはアラート?)が鳴る仕組みになっていました。これによって“今”まさに注文が入ったことが誰にでも分かるようになるのです。そういったリアルタイムを感じられる施策はとても大事だと思います。