Webカムの映像を使ったソフトウェアを開発するなら使ってみよう「SimpleCV.js」
SimpleCV.jsはWebカムの映像を手軽に扱えるようにするJavaScript版SimpleCVです。
Pythonベースで作られたOpenCVを手軽に扱えるようにするライブラリがSimpleCVです。そしてそれをJavaScriptにポーティングしたのがSimpleCV.jsになります。
上がWebカムから取り込んでいる画像です。下がそれをグレースケール処理したものになります。リアルタイムです。
こちらはJavaScriptから映像データを取り込んでいるデモ。画像サイズを取得しています。
HTML5のgetUserMediaによってWebカムとWebシステムが容易に連携できるようになっています。それをさらにSimpleCV.jsによって扱いやすくできれば、もっと面白いサービスが生まれる可能性がありそうです。
SimpleCV.jsはnode.js/JavaScript製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。
MOONGIFTはこう見る
HTML5はプログラマー、デザイナーにとって新しい可能性が多数秘められています。新しいチャレンジをして、その結果を出すのもよし、その新しいチャレンジのためのフレームワークやライブラリを作るのもまた楽しいでしょう。
画像や動画、音声などを扱おうと思うと普段のテキストベースとは違ってかなり面倒だと感じられるはずです。その面倒という点がキーになります。そうした不満点を解消するようなライブラリを提供できれば、サービス作る以上の注目を集められるはずです。