表示位置をいい感じに調整してくれるネットワークグラフ「Springy」
Springyはネットワークグラフにおいてノード同士の表示を自動的に調整してくれるライブラリです。
オブジェクト同士の関連性からトレンドを見いだすのに使われるネットワーク図。そんなネットワーク図の表示において多数のオブジェクトが重なってしまう…といった時にはSpringyを使ってみましょう。
デモです。関連性が適切に見えます。この位置まで自動で調整されるのがSpringyの特徴です。
Springyはこのレイアウトを決定するアルゴリズムを備えています。パラメータを自分で調整することもできますが、かなり高いレベルで表示が調整されるので殆どデフォルトのままで問題ないのではないでしょうか。
SpringyはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。
MOONGIFTはこう見る
“なんとなくいい感じに”このキーワードは強烈です。例えばそれはGoogleのWeb検索に代表されます。Googleの結果は最高のものであるかどうか分かりませんが、殆どの利用者を満足させられる結果を出しているためにシェアを拡大しています。
最近であればInstagramもその一つです。写真を手軽に何となくいい感じに加工できるサービスを目玉に10億ドルの価値を持つサービスになりました。ユーザの操作を必要とするのではなく、何となく満足できる結果を出せる、そんなサービスがこれから求められるはずです。
Springy - A force directed graph layout algorithm in JavaScript.