制限の中でクリエイティビティを発揮するギャラリー「tray」
trayは12枚の写真を並べて表示できるギャラリーソフトウェアです。
汎用性の高いサービスは何でもできる反面、逆に何もできないと受け止められます。今回は12枚の写真しか掲載できないギャラリーサービスtrayを紹介します。
[](http://images.moongift.jp/2012/12/Screenshot 2012-12-12 17.11.27.png)
例。12枚の写真が奇麗に並んでいます。
[](http://images.moongift.jp/2012/12/Screenshot 2012-12-12 17.11.46.png)
並び替えたり同じ写真を複数並べることもできます。
trayはWebブラウザへのドラッグアンドドロップでファイルのアップロードができ、さらにアップロード後に並び替えることもできます。表示されている写真(パネル)は同期しており、見ているみんなで楽しめます。
trayはnode.js製のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されていません)です。
MOONGIFTはこう見る
シンプルなサービスほど制約があるべきです。2ちゃんねるはずっとテキストオンリーで、画像を貼付けたりできません。しかしそのお陰でAAが発展したり、画像を見るまで何が出るか分からないドキドキ感を創出しています。
とは言え単に制約を強くすれば良いというわけではありません。問題はその制約をユーザが気持ちいいと感じられるか、制約の中で実現手段を考え、より創造的になれるかです。これは運次第とも言えますが、あらゆる機能をユーザに提供しようとする考えは必ず失敗につながります。