Photoshop Javascript ToolsはPhotoshopの自動操作を行うためのJavaScriptライブラリ集です。

知らなかったのですが、Photoshopの自動操作を行うスクリプトはJavaScriptで記述可能です。今回はそのためのツール集とも言えるPhotoshop Javascript Toolsを紹介します。


インストールします。PhotoshopのScriptsディレクトリ内にコピーします。


スクリプトメニューに取り込まれました。


一例です。ガイド作成します。


こんな感じにラインが引かれました。


エラーを見るとJavaScriptっぽいのが分かります。

主な機能は二つで、ガイドラインを引くライブラリとフォント名を表示したり変更できるライブラリになります。また、その他プログレスバーのUIやカレンダーを作成する、JPEGへのエクスポートを行うライブラリなど小さなツール群が提供されます。

Photoshop Javascript ToolsはJavaScript製、Photoshop用のソフトウェア(ソースコードは公開されていますがライセンスは明記されてません)です。

MOONGIFTはこう見る

PhotoshopまでJavaScriptで自動操作できてしまうと、本当に他の言語を覚えるメリットが薄れてしまいそうです。サーバサイドはnode.js、WebブラウザはJavaScript、Webブラウザの機能拡張もでき、TitaniumでiOS/Androidアプリまで作れてしまいます。

後はデスクトップ向けのアプリが開発できれば言うことはないかも知れません(そうしたフレームワークも既にありますが)。今は多様に存在する開発言語も、5年後にはJavaScript開発者が急激にシェアを伸ばしているかも知れませんね。

bxt/Photoshop-Javascript-Tools