デバイスに応じて情報量を制御したい時に使えるjQueryライブラリ「Responsive Content」
Responsive Contentは画面幅に応じてコンテンツの出し分けを行うためのjQueryライブラリです。
レスポンシブWebデザインの弱点として、送信するデータ量はデバイスの大きさに関わらず同じというのがあります。非表示にすることはできますが、データが送られているのには変わりません。そこで使ってみたいのがResponsive Content、デバイスに応じて送信コンテンツ量を制御できるソフトウェアです。
Responsive Contentの仕組みはシンプルで、jQueryを使ってデバイスの幅や種類を送信します。それをサーバサイドで受け取って、送信するコンテンツ量を制御するという仕組みです。
Responsive ContentはjQuery/JavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
単純に言うとResponsive Contentを使わずともWeb APIがそれらのパラメータに対応していれば、後はJavaScriptで処理できるという話でもあります。が、サーバサイドで処理するのに慣れている場合はこちらのがシンプルに制御できて便利かも知れません(デバイスごとの動作を気にしないでも良くなります)。
いずれにせよレスポンシブWebデザインの問題点として、ソースコードの量や動的に表示する画像サイズが切り替えられないという問題があります。3GネットワークでPCサイトをそのまま表示するのはかなり重たいでしょう。Responsive Contentに限らずJavaScriptを使ってでもうまい解決手段が求められます。
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