quickserveは実行すると8080でWebサーバが立ち上がり、ディスク全体のファイルが公開できるソフトウェアです。

LANなどで他の人にファイルを渡したい場合にファイル共有を使うのが一般的ですが、設定をする所からになると面倒です。もっと手軽にファイルを渡すためにquickserveを使ってみるのはいかがでしょう。


実行しました。rootディレクトリが表示されています。


画像にアクセスしました。


それ以外のファイルはダウンロードになります。

quickserveを立ち上げると8080ポートでWebサーバが立ち上がります。後はそのURLを教えればすぐにファイルへアクセスができます。ドライブがそのまま公開されるので、ファイルのパスをそのまま指定してファイルが受け取れる仕組みです。セキュリティ的には危険に見えますのでくれぐれも利用時はご注意を。

quickserveはBashスクリプト製のソフトウェア(ライセンスはWTFPL)です。

MOONGIFTはこう見る

かつてはWindowsばかりだったオフィス内もMac OSXが徐々に増えてきているようです。そんな時にファイル共有をするのは意外と手間取ることがあります。LANでやるよりもDropboxでやってしまった方が手早いこともあります。また企業内にサーバを配置するのを嫌がる傾向もあります。

社内におけるファイル共有において、常に1TBくらいのサイズが必要とは思えません。IT資産が徐々に軽減されている中とあって、その運用スタイルも考えるべきではないでしょうか。運用していないファイルをアーカイブするだけで、運用コストはぐんと下がるはずです。

charliesome/quickserve