とりぐらふは複数のサーバ情報を一元的に管理し、その運用状態もモニタリングできるソフトウェアです。

Webサービスが大きくなっていくのに従って、サーバの台数も増えていきます。そうしたサーバ群の管理については企業独自の取り組みがいろいろ行われていますが、オープンソースとして公開されたのがとりぐらふです。


トップページです。GitHubのアカウント認証でログインできます。


アクティビティです。ログも確認できます。


提供しているサービスの一覧。


編集できます。MuninのURLを設定するようになっています。


ロールの設定です。


ホストの一覧です。


ホストの詳細画面です。

とりぐらふは複数のサーバのステータス、提供しているサービスを一つの画面で管理できるソフトウェアです。デプロイ対象のホスト管理も行い、Capistranoなどと連携します。一定数以上のサーバ管理を行うようになったら立ち上げたいソフトウェアです。

とりぐらふはRuby/Ruby on Rails製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。

MOONGIFTはこう見る

サーバ管理というのは意外と面倒なものです。特にクラウドの時代になって、サーバを手軽に立ち上げたりシャットダウンするようになると現状がどのような構成で運用されているのか掴みづらくなってきました。さらに専用、共用、VPS、クラウドなどサーバの形態も増えています。

企業においてはそれぞれを一括で管理できるようにする仕組みと、それぞれのサービスにおいてプロバイダを変更してリスクを分散するといった工夫が必要になるでしょう。管理系ソフトウェアの構築については予算が殆ど得られないのが通例なので、オープンソース・ソフトウェアを探すのがおすすめです。

とりぐらふ

kentaro/triglav