webtailはターミナルの標準出力の結果をWebブラウザに表示するソフトウェアです。

Webシステムの開発を行っている際に、Webブラウザで実行してターミナルのログを確認するというのを何度も繰り返すことがあります。そんな面倒から解放してくれるソフトウェアがwebtailです。


使い方。tailの結果をwebtailに渡します。


そうするとWebブラウザが立ち上がります。


表示はリアルタイムに更新されます。

ログをWebブラウザで確認できるのでタブを切り替えるだけですぐに結果を確認できます。カスタマイズも可能で、色分けしたりすることもできるのでエラーの時だけ強く出すと言った設定も可能です。通常のターミナルよりも見やすくなるでしょう。

webtailはRuby製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

webtailが面白いのはストリーミングで流れてくるデータをプログラミングで処理を行った後、Webブラウザ上に表示できるという点です。ログに限らずTwitterのストリームを解析したりすることもできます。チャットを連結すれば、チャットのログを蓄積しつつ、そのキーワードで反応するツールもできるでしょう。

webtailはWebSocketを使って実装されています。そのため、テキストはリアルタイムにプッシュ配信されるのが特徴です。WebSocketと言えばチャットが多いですが、このような使い方もユニークです。アイディア次第で面白い使い方も考えられそうです。

r7kamura/webtail