JavaScriptでXLSX形式を扱う「XLSX.js」
XLSX.jsはJavaScriptでExcelファイル(Base64エンコード)を読み込んだり、ダウンロードさせられるソフトウェアです。
Googleスプレッドシートをはじめ、Webブラウザ上で表計算表示を行ったり、編集したりするWebアプリケーションがあります。しかし最も有力なのはExcelでしょう。そこで試したいのがExcelファイルを読み書きできるJavaScriptライブラリ、XLSX.jsです。
ダウンロードされたファイルです。ちゃんとXLSXとして認識されます。
ファイルを読み込む処理のデモです。Base64エンコードされたデータが解析されています。
XLSX.jsはbase64のXLSXファイルを読み込み、JavaScriptオブジェクトに変換できます。後はいかようにも表示できるでしょう。また、シート名と各セルの値をHTMLテーブルから読み込んでXLSXファイルに変換してダウンロードもできます。Excelファイルをオンラインで扱う上で役立ちそうなライブラリです。
XLSX.jsはJavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(Microsoft Public License)です。
MOONGIFTはこう見る
ExcelファイルはXLSX形式になって、XMLファイルをZip圧縮する形になりました。中身はテキストが基本なので、確かにJavaScriptで読み込めないこともなさそうです。とはいえ、相当困難なことにチャレンジしていると思われます。サーバサイドのライブラリは多数ありますが、クライアントサイドという点に価値を感じます。
実際の使いどころとしてはテーブル形式でデータを編集させた後にXLSX形式でダウンロードさせるというのが基本かもしれません。通常、CSV形式でダウンロードというのが多いですが、XLSX形式というのはユーザを驚かせるかもしれませんね。
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