iConsoleはiOSアプリに秘密のデバッグコンソールを提供するソフトウェアです。

iOSアプリを開発している中で、実機での動作で知りたいと思ったり、適切にログを残したいと思った時に使ってみたいのがiConsoleです。秘密のコマンドビューを表示してくれます。


アプリの画面です。3本指のスワイプを行います。


デバッグスクリーンが表示されました。


クラッシュ後に立ち上げるとトレースが表示されます。


アクションのログも取れます。

iConsoleはiOS6にも対応しており、iOS3.0からも利用できます。独自に作ったコマンドを実行したりすることもできます。何よりクラッシュしたときの情報が取れるので実機で持ち歩いてのテストなどに便利そうです。

iConsoleはObjective-C製、iOS用のオープンソース・ソフトウェア(zlib/libpng License)です。

MOONGIFTはこう見る

3本指でスワイプというあたりが秘密めいていて面白いです。iConsoleを使っている場合、USBケーブルで接続しておく必要もないですし、クラッシュログを手軽に取っておけるのでテスターの人に使い方を覚えてもらうと良いかもしれません。

スマートフォンアプリの場合、接続せずに外で試さないといけないケースも多いので(特に位置情報を絡める場合)、ログを適切に残せる仕組みを考えておく必要があるでしょう。落ちるというのはアプリの信頼性を極端に低下させるので注意が必要です。

Cocoa | Open Source | Charcoal Design

nicklockwood/iConsole