画面の文字変更を担当者自ら行ってもらう「WhowishWord」
WhowishWordは画面上の文字を一部変更し、その差分をYAMLファイルとしてダウンロードできるソフトウェアです。
システム開発をしていて、ちょっとした文字の変更を何度も要求してくる人がいます(大抵社内で権力のある人たちです)。そうした人たちに関わるとろくなことがないのでWhowishWordを使って自分たちでメンテナンスしてもらいましょう。
クリックするとモーダルウィンドウが表示されて内容が編集できるようになります。
WhowishWordを使うとplaceholderやtitle、そして入力値を変更できます。ラベルは変更できませんがボタンの値などは変更可能です。そして編集が完了したらファイルのダウンロードを押すと差分にあたるYAMLファイルが作られます。後はこれをシステム開発者に送れば良いだけです。お互いがスムーズになる良い仕組みではないでしょうか。
WhowishWordはRuby/Ruby on Rails製のオープンソース・ソフトウェア(Creative Commons)です。
MOONGIFTはこう見る
システムを構築してしまうとその内容は運用担当者からは手の届かないものになってしまいます。そのため一部を可変にできるようにしたり、テンプレート機能によってコンテンツの並び替えを行えるようにしたりします。しかしそれでも自由度は確実に下がってしまうでしょう。
自由度が下がると何度も開発者に依頼しなければならず、開発者も時間をとられるのでお互いにとってメリットがありません。システムを開発する際には必ず運用面までフォローできる形で考えるべきでしょう。より柔軟に対応できるようにしておけば、開発者の負担も減るはずです。