意外と実用的。Webブラウザで指先を使ってページ送り「Webcam Swiper」
Webcam SwiperはWebブラウザ上でWebカムの映像を解析し、ページ送りを行うライブラリです。
HTML5のgetUserMediaが一般化してきたことで、Webブラウザ上でWebカムを使って楽しむソフトウェアが増えてきました。今回紹介するWebcam Swiperもその一つ、マウスに触れずにページ送りを実現するソフトウェアです。
実際の認識率から言うとそれほど高くなかったりします。誤動作してしまうケースもありました。しかしWebブラウザだけで指を動かしてページ送りができてしまうというのは新しい体験で非常に面白いです。
Webcam SwiperはHTML5/JavaScript製、MIT Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
Webcam SwiperはWebカムの画面を見せる訳ではありません。バックグラウンドで解析し、一定の変化(今回で言えば右からまたは左から動く手の動き)を感知してページ送りのアクションを実行しています。まるでマウスアクションのように使えるでしょう。
解析技術が向上すれば指先を回したり、一定の動きによってアクションをしたりすることもできそうです。キーボードやマウスを使って行っていた処理がWebカムを通して指先でできるとすれば新しいWebのあり方につながるかも知れません。