ファイルの共有に。15分で消える時限式Gitリポジトリ「QuickGit」
QuickGitは15分で消滅するテンポラリのGitリポジトリを作成するソフトウェアです。
自分のファイルを人に送りたい時に何を使うでしょう。ファイル共有サービスもありますが、今回はなんとGitリポジトリを使ってファイルを送受信するQuickGitを紹介します。
生成されました。これがテンポラリのGitリポジトリになります。
QuickGitで作成されるGitリポジトリは15分でなくなります。いわばテンポラリのGitリポジトリです。生成されたリポジトリにファイルをプッシュして、別な人はPullすれば良いだけです。時間を考えると7分半でアップロードが終わっていないとダウンロードの時間がかかりそうなのであまり大きなサイズのファイルには向かないかもしれません。
QuickGitはnode.js/JavaScript製のオープンソース・ソフトウェア(MIT License)です。
MOONGIFTはこう見る
ファイルの送受信に際してGitリポジトリを使うというのは面白いアイディアです。確かにファイルの修正履歴も含めて送信できるので、何かあった時の差し戻しも簡単ですし、ただファイルを渡す以上の付加価値があると思われます。問題はテンポラリなので、すぐに消えてしまうことでしょうか。
Gitはプログラマーのみならず役立つ可能性が高いので、積極的に使っていくべきです。開発以外でも個人のファイルでもGitリポジトリに登録しておけばいざという時にもとに戻せるので便利なはずです。そうなると一般ユーザ向けのGitリポジトリインタフェースが必要になるかも知れません。