XML UIはTitaniumのUIをXMLベースで作成できるライブラリです。

TitaniumはJavaScriptでMVCの全てを実装します。つまりUIのコンポーネントもJavaScriptでコーディングしなければならず、画面のデザインと実装との分離が難しくなります。そこで使ってみたいのがXML UI、XMLでユーザインタフェースを定義するライブラリです。


サンプルのブラウザアプリです。


入力されたURLを表示しています。


こちらは試せます。XMLで書かれている内容をダイナミックに表示します。例えばこの場合、赤いウィンドウが開くという意味です。

実際のコードです。XMLで定義して画面になります。

XML UIを使うとそのアプリの画面全体を一つのXMLで定義し、実際の動作についてはコードで管理できるようになります。ステータスによって描画を変化させたり、外部から取ってきて描画などになると難しいかも知れませんが、シンプルな画面構成であればXML UIで対応できそうです。

XML UIはJavaScript/Titanium製、BSD Licenseのオープンソース・ソフトウェアです。

MOONGIFTはこう見る

JavaScriptやPHPなどに共通するのがビューとコントローラの分離です。ごくごく小さいものであれば分離する必要は決してないのですが、ある程度大型になってくるとコンポーネントを使い回したり、編集を容易にしたり、作業の分担をするために分離が必要になります。

Titaniumについてはごく小さなものを手早く作るイメージがありますが、今後は大型のアプリも作られるようになるでしょう。そうなれば作業担当の分担は必須になります。より大型なアプリに対応できるフレームワークやライブラリは今後ニーズが高まると思われます。

nferraz/xmlui