フルスクリーンAPIをもっと活用するためのJavaScriptライブラリ「BigScreen」
BigScreenは動画や画像のフルスクリーン表示を手軽に実装できるJavaScriptライブラリです。
HTML5から新しく追加されたAPIとしてフルスクリーンがあります。動画や写真、それ以外のコンテンツにおいても上手に使うとユーザビリティが向上できます。そんなフルスクリーン表示を手軽に実装できるライブラリがBigScreenです。
サポートするWebブラウザはGoogle Chrome 15以上、Firefox 10以上、Safari 5.1以上となっています。なおSafari 5.0とiOS 4.2以上についてはvideoタグのフルスクリーン表示のみをサポートします。メソッドにはトグルやフルスクリーンがサポートされているかどうか、フルスクリーン表示になった(または終了した)時のコールバックがサポートされています。
BigScreenはJavaScript製、Apache License 2.0のオープンソース・ソフトウェアです。
MOONGIFTはこう見る
HTML5が騒がれていますが、なかなか導入事例が出てきません。YouTubeやVimeoなど動画共有サイトではvideoタグが使われるようになっていますが、その程度になっています。HTMLタグが追加されたと見るだけではHTML5の面白さは分かりません。もっとプログラミングレベルで捉える必要があるでしょう。
フルスクリーンはその一つと言えます。またCanvasやSVGもあります。そういったJavaScriptと連動できる新しいAPIを知れば、HTML5を活用してどんなことができるのか色々想像できるはずです。HTML5をHTML側からではなくJavaScript側から捉えてみましょう。